消化吸収のはなし①:口腔編

こころ・感情・からだ

(この記事は旧サイトにて2019年1月27日に公開したものです)

こんばんは こころと身体のセラピストゆうです(*^-^*)

これから、順を追って消化吸収について書いていこうと思います。

本当に私たちの身体は完璧なシステムがもともと備わっているのですが、あんまり普段は意識せずになんとなく過ごしてしまっていることの方が多いのではないのかなと思うのです。

特に女性の場合、表面に見て取れるお肌に吹き出物が出てきたり、シミやシワが急に目立ってきたりしたらどうにかしたいと思い、何かしら意識を向けたりお手入れをされると思います。

 

ですがボディ(お身体)特に内側のことになると、ちょっと氣になる症状が出たとしても、目には見えないし放っておいたらなんとなくその症状も治まっていたりして…といった具合にやり過ごしてはいないでしょうか?

私たちのこの身体は、肉体を脱いでこの世を離れるまでの間、どんなことがあってもずっと付き合っていく大事な乗り物です。

どんな風に意識を向けて、どんな風に労わっていくかによって10年先、20年先の心身の状態に大きく影響していくことは間違いありません。

皆さんが、ご自身のこころやお身体にもっともっと意識を向けて、愛おしくさえ思っていただけるように・・・という想いを込めて☆彡

 

お口の話し

ではまず、お食事をするときには当然のことながら、食べ物はお口の中に運ばれますが、お口のお話しから始めていきます。

このお口から喉までの間の口の中の空間のことを『口腔』といいます。

普段お食事をするときに、口に食べ物を運び、咀嚼して飲み込んで~という一連の流れを何氣なく行っていると思うのですが、そのお口の中ではどんなことが行われているかみていきましょう(*^-^*)

 

唾液について

まずは、噛むほどに分泌されて美容と健康にも重要な『唾液』のお話しです。

唾液は1日に1~1.5ℓ程分泌され、成分の99%以上が水分です

食べた物をひとかたまりにして飲み込みやすくし、デンプンの消化、口中の殺菌や会話時の舌の動きをよくするなど潤滑油のはたらきなどをしてくれています。

この唾液の0.5%ほどが、タンパク質などの有機物で、粘性を出すムチンやでんぷんを分解するアミラーゼ、殺菌作用のあるリゾチームなどが含まれています。

 

ストレス・お薬の影響

この唾液の分泌ですが、食生活やストレス・お薬などの影響を受けやすく、唾液の分泌量が少ないと腸にとっても負担がかかるというのはご存知ですか?

そうすると、腸の免疫力も低下してしまい、身体の健康に悪影響を及ぼすほか、虫歯・歯周病・口臭・ドライマウス・舌痛症などの症状が現れることもあるので、唾液量にも意識を向けることも大切です。

 

咀嚼は大事

なので咀嚼って、とっても大事!!! 噛めば噛むほど、この大事な唾液は沢山分泌されますよね?

咀嚼というのは、お口に入れた食べ物を細かく噛み砕くというのもそうなのですが、何より唾液を沢山分泌させること自体が胃腸へのストレス軽減に大いに貢献してくれているのです☆彡

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