あわ歌

ホツマツタヱ
(この記事は旧サイトより転載したものです)

こんばんは こころと身体のセラピストゆうです。

今回は『あわ歌』を紹介します。

 

あわ歌とは

あわ歌は、あわの歌とか、アワ唄とか表記が色々あるけど、ひらがなは丸みがあって柔らかいから好きなので『あわ歌』で書いていきます。

あわ歌の最初の記録は古文書である “ホツマツタエ” の中にあるようです。

この “ホツマツタエ” は、6千年くらい前にクニトコタチが日本の原型(トコヨクニ)を東北の多賀城あたりに建国したことにはじまり、イサナキ・イサナミ以来の統治を経て次第に発展してきたことを回想した歴史書なのだそう。

この “ホツマ” というのは『素晴らしい心理』という意味です。

「アワ歌で元氣になる 驚きのコトタマパワー」 宮崎貞行著 より

 

あわ歌を聴く

YOUTUBEで『あわ歌』を検索すると、いろんな方が歌っているけど、エコーはともかくとして私はANJINさんのが好きなので紹介します。

CDでは、始まりに入っている神迎えと、終わりに入っている神送りの磐笛(石笛・いわぶえ)がいいのです♬

 

 

あわ歌の意味

アカハナマ

この五音は、天高く昇っていく朝の太陽が若葉を優しく照らし、包み込む父のような力を写している。

イキヒニミウク

この七音は、次なる添え歌で、日の出とともに吹いてくる風の軌が氣が息と化して人の身体に入り、人の心をしっかりと定め固めてくれる。

フヌムエケ

この五音は、元の命の根源(魂の緒 たまのお)の声である。

その声の意味を知れば、根から発する火の力を配り添える歌と解る。

ヘネメオコホノ

この七音は、この音をなぞっていくと人体の氣の波が天の原(宇宙)と一体になり、人体の六つの根が清く澄んでいく。

モトロソヨ

この五音は、身体の中の火を燃やし、土(体内)の氣を新生させ、新たに湧き出させる事を譬えている。

ヲテレセヱツル

この七音は、天地(あめつち)の讃えを歌声に載せていく。

すると周りの環境も新たに調い、隅々まで滞りが無くなる。

スユンチリ

この五音で全てを祝いつくすので、身を健やかに保ち、世世に命を長らえる事ができる。その祝い歌である。

シヰタラサヤワ

この七音は、隠れた母の力がこの世の月と火を結び調和させ、その優れた働きを顕す。

天地を統合する歌である。

・・・・・・・・・

隠された言靈の神 ワカヒメ様の『超』復活!

SUMIKO・アマノコトネ・宮崎貞行 著より抜粋

 

あわ歌の効果

このあわ歌を腹の底からしっかり歌っていくと、明瞭な声になり、言葉の乱れが直り、健康上の効果も体感できる。

このことは『ホツマ伝』に記されています。

 

あわの歌 かだがき打ちて

ひき歌う おのづと声も

明らかに ゐくら、むわた、を

音声(ねこゑ)分け 二十四(ふそよ)通ひ

四十八(よそや)声 これ身の内の

巡りよく 病あらねば

永らえて 住江の翁

これを知る

 

この訳は・・・

『 あわの歌を琴板を打ちならしながら朗々と歌うと、声もはっきり伸びやかに出るようになる。

すると、五つの魂と六つの臓器のはたらき、さらにはそれらにつながっている魂の緒までが響き、開くようになる。

表裏の二十四の音に対応する十二の作用(五魂、六臓と魂の緒)が振動し、活発に働くので、血液や体液の循環がよくなる。

こうして、病がなくなるので、寿命も延びる。

この原理は、住之江にいる住吉の翁がよく知っていることである。 』

 

あわ歌を歌うと、五つの心のはたらき―知る、愛する、感じる、欲する、浄めるという心の動きを整えていくとホツマ伝は言っているそうです。(アワ歌で元気になる 宮崎貞行著より抜粋)

日々の健康管理に、あわ歌を取り入れてみるのはいかがでしょうか♬

 

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